角隠し
なぜ、角もないのに「角隠し」をか邸るのか?。
婚礼のとき、花嫁は髪を文金高島田に結いあげて、その上に「角隠し」をかぶる。
むろん、「角隠し」と書いて、「つのかくし」と読む。
いまどき、「すみかくし」などと読んだら、ものを知らないと笑われてしまうでしょう。
しかし、本来はそう読むのが正解だったという説があります。
一説によると、角隠しのルーツは、昔、一向宗の女性信者がお寺参りにいくときにかぶったものだといいます。
女性は嫉妬すると角が生えて鬼のようになり、それを防ぐために、寺に参る前に白布を頭にかぶったというのだ。
白絹を前髪にかぶせ、後ろでとめ、髪の生えぎわ、つまり額の"隅を隠した"のだった。
角隠しのルーツについては、ほかにも説があります。
一説には、京都御所で宮中に仕える女性が頭に巻いていた「桂巻き」がルーツだといいます。
桂巻きには、神に仕える女性のシンボルという意味あいがありました。