白無垢 2
昔は、婚礼が三日もかけて行われることもあったが、新婦は二日目までは白無垢で通し、三日目の朝にはじめて色のついた小袖に着替えたものだった。
また一説には、花嫁が白無垢の衣装を身にまとうのは、「死に装束」であるという解釈もある。
昔は「女、三界に家なし」といわれ、嫁ぐには決死の覚悟が必要であり、生きてはもどらぬという決意を白無垢の着物で示したというのだ。
また、白を着るのは、白はどんな色にも染まる色だから、結婚した相手の家風に染まるためという説もある。
そして、その後、お色直しをするのは、何も染まっていない状態から、式を経て嫁ぎ先の家風に染まったという解釈もある。
ただ、これら「死に装束説」「家風に染まる説」は、どうやらあとづけの解釈のようです。